ビタミンB1

ビタミンB1

今回は、ビタミンB1が欠乏したときについてみてみることにしましょう。

ビタミンやミネラルは、たんぱく質や糖質、脂質と比較すると微量栄養素ですが、微量ながらも不足するとたちまち自覚症状が現れます。また過剰に摂取しても弊害が生じることから、過不足なく摂取しなければなりません。サプリメントなどでの摂取や補給も可能ですが、やはり日常の食事から摂るにこしたことはありませんし、そのほうがずっと安価でしょう。

浮腫み(むくみ)に関係の深いビタミンは、ビタミンB1です。ビタミンB1は、炭水化物の代謝に関係します。適度な食欲、正常な神経系の維持に関係があります。欠乏すると、浮腫みのほか、食欲不振、消化不良がおきます。さらに不足が進むと、脚気(かっけ)、心肥大、多発性神経炎を起こす危険があります。

ビタミンB1を多く含む食品は、強化米です。100グラムあたりに125ミリグラム含まれ、一食あたりでは、1.25ミリグラムとなります。その他、豚肉に多く含まれていることでも知られています。うなぎも少なくありませんし、ゴマや落花生などにも含まれています。

1日の必要所要量は、成人男子0.7?1.0ミリグラム。成人女子は、0.6?0.8ミリグラムです。摂取エネルギー1000キロカロリーに対して0.33ミリグラムとされます。

では具体的にどのように食事に取り入れるといいのでしょうか。
たとえば、ひとり分の豚肉のソテーを作るとき、豚もも肉は80g程度使用します。豚もも肉は、1食あたり80gに1.04ミリグラムのビタミンB1を含んでいますから、この1食で一日分の必要所要量をまかなえるという訳になってきます。
難しく考えず、無理のないように続けることが大事です。