ネフローゼ症候群の分類

ネフローゼ症候群の分類

ネフローゼ症候群の分類について見てみることにしましょう。

ネフローゼ症候群は、たんぱく尿、浮腫み(むくみ)、高脂血症を3大症状とする疾患です。

ネフローゼ症候群の分類
ネフローゼ症候群は、大きく二つ、「一次性ネフローゼ症候群」と「二次性ネフローゼ症候群」に分かれます。
「一次性ネフローゼ症候群」というのは、糸球体そのもの病気によって発病するとき、つまり原発性糸球体疾患でネフローゼ症候群を示すものです。一方、「二次性ネフローゼ症候群」とは、全的ななんらかの疾患のために糸球体に障害が及び、二次的に発病するときを言います。これらはさらに幾つかのタイプにわかれ、それぞれによって症状や対処の仕方、および予後は変わってきます。

●「一次性ネフローゼ症候群」
1.微小変化型
2.異常硬化型
3.膜型
4.細胞増殖型

●「二次性ネフローゼ症候群」
ネフローゼ症候群の原因となる全身疾患は、きわめて多数あります。

また、薬剤や、金属剤、ヘロインといった化学物質が原因となって発症することもありますし、ウィルス感染症などの感染が原因となること、あるいは虫に刺されたり、蛇にかまれたときや、治療用の血清、ワクチンなどへの過敏反応が引き金となることもあります。先天性腎疾患、妊娠中毒症や肝硬変、エイズも原因となることがあります。

以下、その代表的なものをあげます:
・悪性腫瘍(多発性骨髄種など)
・膠原病およびその類縁の疾患(ループス腎炎など)
・代謝性疾患(糖尿病性腎症など)